2026/6/21【冷たい雨のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。6月21日、今日は夏至ですねえ、そして父の日!
6月も下旬に入りました。[梅雨寒(つゆざむ)]なんて言葉もあります通りに、
しとしとと降る雨が急に冷たく感じる、なんて日もたくさんありますよねえ。
今日は、そんな[梅雨寒(つゆざむ)]という言葉から思い出す、
この曲をお届けしましょう。『冷たい雨』。歌うは、ハイ・ファイ・セット。
今日のお題は、[冷たい雨のスピリット]。」

[今週の一曲]『冷たい雨』ハイ・ファイ・セット
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1976年(昭和51年)、ハイ・ファイ・セットで『冷たい雨』。
この曲を作ったのは松任谷由実さん、ユーミン。まだ荒井由実だった頃で、本人も
歌ってますけどネ、ボクはこのハイ・ファイ・セットのカバーの方が好きだなあ。
透き通った水のような、雨のような声ですもんねえ」

[雨は映像に映らない!]
中原「さてさて今日のお題は[冷たい雨のスピリット]。
雨と言えば、我々俳優にとっては、時代劇の立ち回りだったり、サスペンスの殺人
シーンだったりで、雨は欠かせません!
こないだもお話しましたけど、この[雨]ってのがねえ、カメラで撮ると、この意外と
映らないんですよ。照明さんが逆光で光らせたりしないと、この[雨]らしく見えない。
黒澤明監督の『七人の侍』でクライマックスは、凄まじい土砂降りでしたけどもネ、
アレはネ[雨]がちゃ〜んと見えるように、この墨汁をこの水に混ぜて降ったそうです。
いやあ、すごいですよねえ。」

[囁きの河の雨]
中原「ボクにとって、[冷たい雨]の中での撮影で印象深かったのは、去年公開した映画
『囁きの河』での、息子役の渡辺裕太くんとのシーンですね。球磨川の川辺で
雨の中、船を修理してる息子の所に行って、口論になって、ケンカするんですけども。
あのシーンはもともと(シナリオでは)[雨]なんて降ってないんですよ。
ところが、朝から凄い雨で!何度も何度もリハーサルやって本番やって、
カットも変えながら一日、雨の中で二人、びしょ濡れになって芝居しましたねえ。
でも!その雨のおかげで、より良いシーンに、仕上がりましたヨ」

[冷たい雨のスピリットとは?]
中原「では![冷たい雨のスビリット]とは…
[冷たい雨]と聞くと、[囁きの河]の撮影の日々を思い出します。
今夜は[しろ]お湯割りで乾杯!ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

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2026/6/14【朝の雨のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です〜。
6月も半ばになりまして、来週が1年でいちばん昼が長い[夏至]ですからねえ〜
夜明けもずいぶん早くなってきましたよねえ。
けれど、『あれ?まだ外が暗いな』なんて日は、朝から雨がしとしと降っている。
今日は、そんな雨の日の朝に合う、しっとりとした名曲をお届けしましょう。
ピーターポール&マリーで『朝の雨』、今日のお題は、[[朝の雨]のスピリット]」

[今週の一曲]『朝の雨』ピーター・ポール&マリー
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1964年(昭和39年)ピーター・ポール&マリーで『朝の雨』。
この年は、日本は東京オリンピックで盛り上がっていましたが、
世界ではベトナム戦争が激化していた頃ですねえ〜。」

[朝の雨の世界]
中原「さて!今夜のお題は[朝の雨のスピリット]。
このギターの音がねえ、ポタポタ落ちる雨音みたいですねえ〜。
この曲の原題は[アーリー・モーニング・レイン]。コレを[雨の朝]じゃなくて
[朝の雨]って日本語のタイトルにしたのが、何ともいいですよね。
[雨の朝]だとねえ、いろんなこの縛りが出るような気がしませんか?
例えば[時間]とかね、イメージするんですけども。
[朝の雨]と言うと、[窓から見える雨の情景]とか、そういう[風景]が見えてくる。
ような気がするんですねえ。
歌われているのは、どんな[風景]かと言いますと、古ぼけた[空港]なんですよ。
[朝の雨]の[空港]でポケットに1ドルしか持ってない男が、好きだった彼女に振られ、
その彼女が飛行機で去って行くのを、なす術(すべ)もなく見送ってる。
そんな悲しい歌なんです。」

[人吉の朝の雨]
中原「皆さんにとって[朝の雨]はどんなイメージですか?
特に、僕ら人吉球磨の人間からすると[朝の雨]、まず球磨川の水位が気になりますね。
そしてやっぱり、6年前の[令和2年7月豪雨]、コレを思い出すんですよ。
あの時は、夜中から線状降水帯がずっと居座ってましたからね。朝の時点でもう
あちこち川が溢れて、人吉の町は水浸しになっていた、という。
ところがボクはね、前日に(人吉の知人の)出版社に『どう?』とたずねたら、
『全然、大丈夫ですよ。何でもないですよ』って言ってたんですねえ。
それが翌日の大洪水。まあ驚きと恐怖ですかねえ〜。」

[朝の雨のスピリットとは?]
中原「では![朝の雨のスビリット]とは…
朝から雨が降っていても、雨は必ずいつか上がります。ただし水害、自然災害への備えは
怠り無く、日々を過ごしましょう。今夜は、ふるさとの米焼酎[しろ]で乾杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

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2026/6/7【雨のロケのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です〜!
いよいよ6月ですね。今月は例年通り[雨]をテーマにした歌をお届けしましょうかネ。
映画やテレビ、ボクの仕事ですけども、[雨]のシーンの撮影ってのが、よくあります。
[雨]っていうのは、絵になりますからね。[涙]と共に降り注ぐ[雨]は、[悲しみ]の表現。
逆に、映画[雨に唄えば]アレでは、[雨]が[喜び]の表現でしたねえ。ジーン・ケリーが
楽しそうに傘とダンスしてました。『アイムシンギンインザレイーン♫』なんてネ。
ですけど、この[雨]ってのは、映像に映りにくいんですよ。詳しい話は後ほど…
まずは、お聞き下さい!小室等さんで『雨が空から降れば』!
今日のお題は[雨のロケのスピリット]!」

[今週の一曲]『雨が空から降れば』小室等
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1971年(昭和46年)小室等で『雨が空から降れば』。」

[演劇に近い小室等]
中原「皆さん小室さんご存知ですか?小室等さん。
60年代にねえフォークグループの『六文銭』ってのを結成しましたね。
70年代に吉田拓郎、井上陽水、泉谷しげると一緒にフォーライフ・レコードを設立して
日本のフォークを代表する人物ですねえ。
そして[演劇]とも関わりが深く、例えば唐十郎の[赤テント芝居]の劇中歌を作ったり
この『雨が空から降れば』の作詞は、劇作家の別役実さん。
やっぱりどっかちょっと文学的な詩でねえ…
だから当時、ボク芝居をやっていたんですけど、すごく馴染み深い歌だったでしたねえ」

[雨のロケの思い出]
中原「さて、今日のお題は[雨のロケのスピリット]。
[雨]は映像に映りにくいってお話をしましたけど、リスナーの皆さんがドラマや
映画でご覧になってる[雨]ってネ、専門の職人さんが、降らせているんですネ。
[特機]という分野ですね。
去年公開したボクの映画『囁きの河』でも、雨のシーン、京都から…
プロデューサーなんですけど。プロデューサーも関係なく…一緒くたに何でも
やりますから。
用水路から水を引っ張ってきて、ビャーッて打ってもらいましたねえ。
『囁きの河』の撮影の時は、ずっとずっと雨続きだったんですけども、
この部屋の窓に雨が降り付けるシーンはネ、コレもホースでビューっと
水を撒いて、やりました。ハイ!」

[雨のロケのスピリットとは?]
中原「ではでは![雨のロケのスピリット]とは…
雨のロケは大変だからこそ、やりがいもありますし、心に残るシーンになるんです。
今夜は、『囁きの河』ロケでも皆でいただいた[白岳]ロックで乾杯しましょう!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

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2026/ 5/31【映画[夕陽のガンマン]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。」
球磨川「ハイ。今月もまたお会いしましたね、球磨川長治です。何や暑なってきたねえ。」
中原「球磨川さん!今日は、夏に向けて、スカッとする映画を紹介してくださいよ」
球磨川「ハイ!スカッとするんやったら、イカすガンマンが悪党どもをバンバン!やっつける
マカロニ・ウェスタンはどうやろかね?」
中原「ああ、イタリアで作られた西部劇を[マカロニ・ウェスタン]と名付けたのは、
確か球磨川さんによく似た淀川長治さんではなかったですかね?」
球磨川「そう!向こうでは[スパゲッティウェスタン]と呼ばれとったけど、何や細くて弱そうやろ?
だからネ、[もっと太くてガツンとしたマカロニにしましょ]言うて
日本だけイタリア産西部劇をネ、[マカロニウェスタン]と呼ぶようになったんやね。」
中原「マカロニウェスタンと来れば、イーストウッドのアレですか?」
球磨川「ハイ!クリント・イーストウッド主演『夕陽のガンマン』からエンニオ・モリコーネ作曲
メインテーマお聞きください。では!また後でお会いしましょ』

[今週の一曲] 映画『夕陽のガンマン』よりテーマ。作曲エンニオ・モリコーネ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは…」
球磨川「1965年、昭和40年公開のネ、『夕陽のガンマン』からエンニオ・モリコーネ作曲の
メインテーマ。」
中原「口笛から始まって、掛け声とか色んな楽器尾が加わって、広がっているモリコーネの音楽が
何ともいいんですよねえ。球磨川さん『夕陽のガンマン』はどんな映画か紹介してくださいよ」

[『夕陽のガンマン』はどんな映画]
球磨川「ハイ!『夕陽のガンマン』はネ。賞金稼ぎの映画。イーストウッドの寡黙なガンマンが、
リー・ヴァン・クリーフ演じるもう一人の[大佐]いうガンマンと手を組んで、
まあ悪い悪い[ならず者]を追って追ってやっつけるいうお話ヨ。」

[マカロニウェスタンの特徴は?]
中原「いやホント60年代から70年代にかけて、マカロニウェスタン山のように作られてましたね」
球磨川「そう!ジョン・ウェインあたりが主演のハリウッドの西部劇と違うてネ、
血みどろの[復讐]が中心だったりやったね。だいたい最初の方で、奥さんやら子供さんが
残酷に殺されて[復讐]するとかね。この『夕陽のガンマン』もネ、リー・ヴァン・クリーフが
妹の復讐のために[ならず者]を追ってる。」
中原「そして、イーストウッドは、無言で、ポンチョの下の拳銃をサッと抜いてバンバン!
悪党どもを皆殺し!」

[イーストウッドは大監督に!]
球磨川「まあ、そんなマカロニウェスタンで一斉を風靡したイーストウッドがね
『ダーティハリー』で刑事でマグナムをバンバン!ハリウッドの人気スターになったねえ。
そして『許されざる者』いう西部劇で見事に見事にアカデミー賞監督になった。」

[『夕陽のガンマン]のスピリット とは?]
中原「では球磨川さん[夕陽のガンマン]のスピリットとは?」
球磨川「この[夕陽のガンマン]があったからこそ今の名監督イーストウッドがある、そう思うヨ」
中原「今夜は[金しろ]をロックで傾けながら、[夕陽のガンマン]見直してみます。
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」

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2026/5/24【AORのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
ここ熊本も少しずつ初夏の気配が色濃くなってきましたねえ。
今の時期、ちょっと涼しくなる夜の時間が何とも心地よいですよねえ〜。
今日は、[都会の夜]を感じる甘くメロウな音楽をお届けしましょうかね?
曲は、ボズ・スキャッグスで『トゥモローナイト』。
今日のお題は[AORのスピリット]。」

[今週の一曲]『トゥモローナイト』ボズ・スキャッグス
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
2003年(平成15年)ボズ・スキャッグスで『トゥモローナイト』。
いやホント、甘くオシャレなサウンド、都会の夜を感じませんかねえ?」

[トゥモローナイトとの出会いはモーニング!]
中原「実はねえ、ボクがこの[トゥモローナイト]と出会ったのは、
[ナイト]=[夜]ではなくてね、[モーニング]=[朝]だったんですよ!
ボクはネ、朝7時に目覚まし代わりに毎日、FMのラジオをセットしてるんですよ
ある朝の7時にナビゲーターのピーター・バラカンさんの番組で流れて来たのが、
この[トゥモローナイト]だったんですねえ。半分寝ながらねえ『ステキだなあ!』って、
朝のまどろみからボクを引っ張り出してくれたのが、
ボズ・スキャッグスの歌声だったんです」

[AORの代名詞]
中原「さて!今夜のお題は[AORのスピリット]、
AORって言葉、聴いたことありませんか?「Adult-Oriented Rock」略してAOR。
[オリエンテッド]は[志向]。[オトナ志向のロック]、それが[AOR]なんですねえ。
今この歌ってるボズ・スキャッグスが、まさにAORの代名詞。
彼のバックバンドからあの[TOTO]が結成されていますよ。
70年代後半から80年代にかけて一世を風靡した、都会的で洗練されたオトナ向けの
音楽が、AORなんですねえp」

[AORのスピリットとは?]
中原「では![AORのスビリット]とは…ボクは朝に今回のボズ・スキャッグスと
出会いましたけど、やっぱり、これからの夜に向けての時間AORがピッタリです。
リスナーの皆さんもAORを聞きながら、オトナの焼酎[待宵]を傾けませんか!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

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2026/5/17【ミルス・ブラザーズのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
ここ熊本もGWがすっかり明けて、賑わっていた旅行者の波も一段落。
いつもの落ち着いた、穏やかな空気が戻ってきましたねえ。
今日は、そんな落ち着いた雰囲気にピッタリの歌をお届けしましょうね。
何とも心地よいハワイアンの曲、『小さな竹の橋の下で』。
歌うは、アメリカの伝説的なコーラスグループ[ザ・ミルス・ブラザーズ]!
今日のお題は、[ミルス・ブラザーズのスピリット]。」

[今週の一曲]『小さな竹の橋の下で』ザ・ミルス・ブラザーズ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1937年(昭和12年)ザ・ミルス・ブラザーズで『小さな竹の橋の下で』。
何ともゆったりしたこのメロディ、のんびりした気持ちになりますよねえ。
フラダンスを踊るハワイの娘さん達の姿が見えてきます。
でも実はネ、この曲は、アメリカ生まれのハワイアンソングなんですねえ、
NYのティン・パン・アレーで作られてるんですねえ〜。」

[ミルス・ブラザーズとの出会い]
中原「さて今日のお題は[ミルス・ブラザーズのスピリット]。
このミルス・ブラザーズは、アメリカの黒人男性コーラスグループ。
オハイオ出身の兄弟で結成されて、まあ見事なハーモニーですねえ。
ボクが[ミルス・ブラザーズ]と出会えたのは、同じ劇団にいた水森亜土さんの
おかげなんですよ!亜土さんがネ、ご存知ですかネ?、
昭和の頃、NHKの[たのしいきょうしつ]で歌いながら、透明なアクリル版に
両手で鮮やかにイラストを描いていましたね。
ボクが劇団時代、ディーン・マーティンが好きでよく聞いていたら、
亜土さんから『ナカハラくん、ディーン・マーティンよりミルス・ブラザーズが
良いよ!聞きなさいよ!』と教えてくれたんですね。
それでね、全部レコードを…CDなんか無い(時代)ですからね、
お金が無いのにネ、ミルスのレコードを買いましたねえ。そしてCDが出てからも
買い漁ってまして、たくさん持ってますよ。」

[ミルス・ブラザーズのすごさ]
中原「でもネボクはねえ、実はデューク・エイセスのマネージャーの経験があったので
男性コーラスはすごく身近だったんですよ。、、
だからねえ、ミルス・ブラザーズのコーラスはねえ、違いましたね。もちろんデュークも
素晴らしいですけども。ミルスは本物中の本物!いや〜、はっきり言うと大リーグですね
ほんとすごいですよ!」

[ミルス・ブラザーズのスピリットとは?]
中原「では![ミルス・ブラザーズのスビリット]とは…ミルスの曲を聞くと劇団のあの
苦しかった頃をを思い出します。今夜は[金しろ]で乾杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
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2026/5/10【叱られてのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
GWもあっという間に過ぎて、明日からはいつも通りの平日でございます。
『あ〜、学校に行きたくないなあ』『あ〜会社に行きたくないわ〜』なんて
今からブルーな気分の方も、いらっしゃるかも知れませんネ。
今だとネ、パワハラになるから随分減っているでしょうけど、昭和の昔はねえ、
学校でも仕事でも[叱られる]事、ずいぶんありましたねえ!
ボクなんて[芝居]やってて[映画]でしょ?[ドラマ]でしょ?
まあ〜オトナになっても[叱られる]事ばっかりですよ!
というわけで、今日のお題は[[叱られて]のスピリット]
お届けするのは、日本合唱協会で、唱歌『叱られて』。」

[今週の一曲]『叱られて』日本合唱協会
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1920年(大正9年)発表の唱歌『叱られて』。歌は日本合唱協会です。
この歌が発表されたのは、第一次世界大戦後の戦後恐慌が始まった年なんですね。
大戦景気が終わって株価が大暴落!戦後不況が深刻だった頃、そんな気分に
この歌は合ってたんでしょうかねえ。」

[芝居の世界で叱られて]
中原「さて!今夜のお題は[叱られてのスピリット]。最初にも言いましたけど、
ボクはこの昭和の[映画]の世界、[演劇]の世界にいたから、[叱られる]のが当たり前
なんですね。
世界のニナガワこと蜷川幸雄さんが役者に灰皿投げる!なんて有名なんですけど
ボクがいた劇団の演出家もそんなもんでしたよ。ホントに!
自分が書いた台本を上演するからね『違うぞ!下手くそ!』『もっと役になりきらんか!』
なんて、俳優を叱る!叱るんですよ!
今だとパワハラですよ(笑)訴えられて、そんなことやったらとんでもないことですね。
もう劇団の中で。引っ叩かれたこともありましたよ。演出家の里吉しげみから!
里吉めえ!もう里吉さんも亡くなりましたからねえ。」

[叱られても伸びない]
中原「昭和の昔は[叱られて伸びる]、スパルタ教育が当たり前でしたけど、
効果はあまり 無かったように思いますね。どうなんでしょうかねえ?
昨今、世界で活躍しているアスリートを見て下さい!
彼ら彼女たちの多くは、その指導者から[ほめられて]伸びているんですよ。
頭ごなしに叱り飛ばして[怖さ]で支配するのでなく、その人の良さを引き出して
才能を伸ばす。それが[教育]!それが[指導]だと思いますねえ。」

[叱られてのスピリットとは?]
中原「では![叱られてのスビリット]とは…
相手を頭ごなしに否定したり論破する[昭和]な連中たむろす面倒くさいバーではなく
笑顔が絶えない[令和]なバーで、今夜はスッキリ[銀しろ]で乾杯しましょうか?
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2026/5/3【青空のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
皆様、GWいかがお過ごしですか?昨日から水曜日まで5連休!
この機会に熊本に帰って来ている方もいらっしゃるかも知れませんね?
ふるさとで、青い空に鯉のぼりが泳いでいる風景、ご覧になっているかも?
[空の色]ってネ、都会と田舎だと違うんですよね。海外もまた違う。
特に、アメリカ西海岸の青空、違いますよ〜。ではお聞き下さい!
『カリフォルニアの青い空』!今日のお題は[青空のスピリット]!」

[今週の一曲]『カリフォルニアの青い空』アルバート・ハモンド
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1972年(昭和47年)アルバート・ハモンドで『カリフォルニアの青い空』」

[青い空の歌だけどほろ苦い]
中原「この『カリフォルニアの青い空』、軽快なメロディですねえ!
軽快なんですけども、歌詞は結構ほろ苦いんですよ。
ハリウッドでの成功を夢見てカリフォルニアに来た[俳優の卵]の歌なんですね。
カリフォルニアに来ては見たものの役をもらえず夢破れてヤケクソになってる男の歌。
サビでネ、こんな事歌っています。『カリフォルニアでは雨降らないなんて
いうけど、降れば土砂降りだよ!』
[土砂降り]ってのはつまり、上手くいかない自分の人生の事なんですねえ。
俳優を目指して人吉から東京に出てきたボクにも、何とも滲みる歌詞でございます。
いやあ『真夜中のカウボーイ』も似たような映画でしたねえ。」

[カリフォルニアの思い出]
中原「さて、今日のお題は[青空のスピリット]。
ボクは若い頃、一回だけロスに仕事で行った事あって、
本場の[カリフォルニアの青い空]を見てきましたヨ。CMの撮影でしたね。
いやあ、ロスはカラッとしてて、湿度が全く無いんですねえ。
だから、空もスコーンと高く高く抜けている。真っ青なんですね。
カリフォルニアに来たら、この[青空]を見て、みんな夢を見るんでしょうかねえ。
そのくらい、浮き立つんですよねえ。
けどねえ、昭和の昔のアメリカは、日本人の僕らにはちょっと怖かったですね。
広告代理店のプロデューサーと一緒に(行ったのが)クリスマスの頃ですよ。
撮影が休みなもんだから、一緒に映画を見に行ったんですけどね、
まあ〜映画館、ガラガラなんだけど、前の方に黒人の人たちがたむろしていて
何かの色んな匂いがしてるんですねえ。デカい連中に囲まれて怖かったですねえ。」

[青空のスピリットとは?]
中原「ではでは![青空のスピリット]とは…
青空は晴れ渡っていても、ふとした瞬間に人生の[土砂降り]に会うこともある。
今夜は、ホテルの部屋で一人おとなしく[白岳]ロックを飲んでおきましょうかね、ハイ。
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
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2026/ 4/26【映画[エディット・ピアフ]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。」
球磨川「ハイ。今月もまたお会いしましたねえ、球磨川長治です。」
中原「球磨川さん!今日はねえ、ボクが大好きなフランス映画。
その中でネ、[エディット・ピアフ]のお話をしたいなあと思いまして…」
球磨川「エディット・ピアフ、フランスで愛されたシャンソン歌手。
マリアン・コティヤールの鬼気迫る芝居が見事!見事!だったねえ。
[エディット・ピアフ]の生涯を描いた映画やね。コレね、普通の伝記映画みたいにネ、
[子供の頃こうやった]から順番で描いていかずにネ、
もういきなりピアフがボロボロでネ、舞台でバタっと倒れるトコから始まる。そんで貧乏な
子供時代に戻って、今度は40歳で保養所でばあさんみたいに死にそうな時代に飛ぶんよねえ。
波乱万丈なピアフの人生を描いとったネ、良い作品だった。」
中原「そんなピアフが、彼女の人生そのものを歌ったのが『水に流して』でしたねえ。
実は、ピアフと関係の深い方とちょっと縁がありましてね…」
球磨川「ははぁ〜!では、映画『エディット・ピアフ〜愛の讃歌』から、ピアフの名曲中の名曲、
『水に流して』お聞きください。では!また後でお会いしましょうね』

[今週の一曲]映画『エディット・ピアフ』より『水に流して』
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは…」
球磨川「2007年(平成19年)公開、フランス映画『エディット・ピアフ』からねえ、
『水に流して』。素晴らしいネ」

[ピアフの壮絶な人生]
中原「ホント、ピアフの人生ってのは波乱万丈だったんですね」。
球磨川「そう!貧しい貧しい生まれで、お父っつあんとサーカスで巡業してね。
まだ小さい小さい頃から路上で歌わされとった。20代でデビューしたあとも、
愛する人を飛行機事故でなくすわ、自分も交通事故にあって、モルヒネ中毒になるわ、
40代で身体はもうボロボロになってしまうんよねえ〜。」
中原「それでもステージでは、見事にシャンソンを歌い上げてるんですよねえ。」
球磨川「ピアフにとって、そんな人生を水に流して、新しく前に進もう!いうこの歌、
『水に流して』は大切な大切な歌やったんやねえ」

[水に流しての作曲家と…]
中原「最初にお話したんですけども、ボクはピアフと縁があるというか、この『水に流して』を
作曲したシャルル・デュモンと一緒に、東北を回ったんですよ」
球磨川「あんた!シャルル・デュモンとご一緒したの?まあ〜ビックリ!」
中原「ボクがお世話になっていたシャンソン歌手の石井好子さんが、デュモンを日本に呼んだ
んですよ。その巴里ま祭でねえ、『水に流して』を歌う機会があったんで、デュモンは自分が作った
曲ですから歌いたかったんですけど、、石井好子さんが自分で歌っちゃった!
デュモンは文句言ってましたよ。[なんで自分の歌をあんたが歌うんや]ってネ(笑)」

[『エディット・ピアフ』のスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、映画[エディット・ピアフ]のスピリットとは?」
球磨川「ハイ!まあ〜、ピアフを演じるマリアン・コティヤールの芝居が見事!見事!
この年のアカデミー主演女優賞を受賞しとるね。 皆さん、ぜひ見てみなさい!」
中原「今夜は[金しろ]をロックで傾けながら、[エディット・ピアフ]、見直してみます。
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」

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中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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2026/4/19【涙のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
皆さん最近、涙を流したことがありますか?というか[仕事]で[涙]を流すこと
ありますか?ボクの仕事は[俳優]ですからねえ、[涙を流す]事のも仕事のうちなんですよ。
よく聞かれるのが[どうやって涙を流すお芝居が出来るんですか?]ってことなんですけども
皆さん、どうやってると思いますか?というわけで、今日のお題は[涙のスピリット]
まずは、ボビー・ソロで『頬にかかる涙』、お聞き下さい。」

[今週の一曲]『頬にかかる涙』ボビー・ソロ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1964年(昭和39年)ボビー・ソロで『頬にかかる涙』。
世界を魅了したボビー・ソロの切なくも美しい、甘いカンツォーネ、いいですねえ。
ボクはねえ〜、このイタリアのカンツォーネ、ボクは大好きだなあ〜」

[涙の芝居はどうやって?]
中原「さてさて、今日のお題は『涙のスピリット』。
はじめに話しましたけども、[俳優はどうやって涙を流す芝居が出来るんですか?]と
聞かれる事がありますけれど。
もちろん目薬をさして[ハイ本番!]なんてことも、実はあるんですよ。
そしてね、当たり前にそういうことをする俳優さんもいらっしゃいますけれども…
でもねえ!やっぱり役になりきって、自分のセリフ、相手の芝居見てると、やってるとねえ
自然に感情があふれ出てきて、涙って出てくるんですねえ」

[映画・山本五十六の撮影で…]
中原「でもネ、役になりきっていてても、どうしても[涙]が出なかった事がありまして、
2011年(平成23年)に公開された、成島監督の『聯合艦隊司令長官山本五十六』という映画に出
演した時のことです。山本五十六の役は役所広司さん。
ボクの役は第一航空艦隊司令長官の南雲(なぐも)中将。
自分の作戦の失敗で、多くの戦死者を出してしまった後、役所広司さんに報告するんですね
で、向かい合ってお茶漬けをすすりながら、無念の涙を流す。大変、重要なシーンです。
ここでねえ、何回やっても涙が出ないんですよ。 結局、午前中そのシーンでつぶれて、
お昼ご飯食べて、またやり直すんですねえ。もう成島さんに『申し訳ないですけど、
涙が出ない芝居でやらせてくれ』って言うと、
『じゃ、それでいきましょう』と監督の決断があって、
体を震わせ嗚咽しながら、お茶漬けを黙々と食べる、その芝居でOKが出ました。
まあ、役所さんは何杯、お茶漬けを食ったか。本当に申し訳ないなと思ってました」

[涙のスピリットとは?]
中原「では![涙のスビリット]とは…無理に頬に[涙]を流さなくても悲しみは表現できる。
『山本五十六』の現場では、そう学びました。今夜は[しろ]で乾杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

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