2022/12/25【『卒業』のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]を
お届けする中原丈雄です。
球磨川「ハイ!またお会いしましたネ!球磨川長治デス!
今日は世間様はクリスマスやねえ、クリスマス映画言うたらねえ
フランク・キャプラの[素晴らしきかな人生]エエねえ。」
中原「今日はネ、クリスマスとは関係なく、ボクが[冬]にピッタリと思う音楽を選びました。」
球磨川「まあまあ!クリスマスやのにクリスマス関係ないなんて、まあ!あんたイケズ!
まあ、映画音楽じゃないとダメよ!私が出る意味無いヨ」
中原「ハイ!もちろん映画音楽でございます。[サウンド・オブ・サイレンス]です」
球磨川「まあ!素晴らしい!まあ名曲!『サウンド・オブ・サイレンス』はねえ
映画「卒業」の主題歌。ダスティン・ホフマンも素晴らしい!」
中原「では、お聞きください!サイモン&ガーファンクルで『サウンド・オブ・サイレンス』!
今日のお題は『映画・卒業』のスピリット!」
球磨川「ハイ!また後でお会いしましょうね」

[今週の一曲]『サウンド・オブ・サイレンス』サイモン&ガーファンクル
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、1967年(昭和42年)公開の
映画『卒業』から、サイモン&ガーファンクルで[サウンド・オブ・サイレンス]!
この曲を聞くと、ボクは冬の透き通るような静かな景色が思い浮かぶんですね」

[映画[卒業]は甘い青春映画にあらず!]
球磨川「あんた!アメリカの卒業式は5月や6月やからね。この映画の季節とまるで違う。
けどねえ『サウンド・オブ・サイレンス』は歌い出しで
『けっして未来は明るいモンや無い』言う、暗く寂しい歌詞やねえ。」
中原「映画『卒業』は、クライマックスでダスティン・ホフマンが他の人の嫁さんになった
キャサリン・ロスを教会から連れ去るシーンが有名ですけどねえ、いざ連れ去ってバスに二人で
乗り込むと、どんどん表情が冷めていって、決してハッピーエンドじゃないんですよねえ」
球磨川「そう!この映画『卒業』を甘い甘い青春ストーリーと勘違いしてる人もおるかも知れんけど
ダスティン・ホフマンは、キャサリン・ロスの母ちゃん[ミセス・ロビンソン]とドロドロの
不倫してるからネ。まあ情けない、まあイヤラしい。でもねえ、そんなけしからん大学生を見事に
見事にダスティン・ホフマンが演じとるねえ」

[役者ダスティン・ホフマン]
中原「この映画でダスティン・ホフマンは、新人なのにアカデミー賞候補になりましたねえ」
球磨川「そう!『卒業』でアカデミー賞候補でしょ、この次の『真夜中のカーボーイ』でも
アカデミー候補。映画ごとにまるで違う役を演じて、まあ素晴らしい!
『わらの犬』も『パピヨン』も見事やねえ。」

[『映画・卒業』のスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、[映画『卒業』のスピリット]とは?」
球磨川「まあこの年末、実際に見てみなさい!ビックリするくらい見事!それが[映画『卒業』]」
中原「今宵は、見事な味わいの[待宵]をロックでじっくりと。
また来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」
【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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