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2022/3/13【声のスピリットその2】

中原「[くまもとスピリット]の時間です。今月は人吉からお届けします。
[声のスピリット]の続きです。
[くまもとの魂]=[くまもとスピリット]をお届けする俳優の中原丈雄です。」
中原「今週は、NHKの[朗読]の時間風に始めてみましけれども、
ここ球磨川を望む隠れ家なバー[BAR101]で[待宵]のロックを傾けながら、
お話させて下さいませ!」

中原「まずは今週の一曲をお聞き下さい。グレン・キャンベルで「恋はフェニックス」。
今日のお題は[声のスピリット・その2]。」
[今週の一曲]『恋はフェニックス』グレン・キャンベル
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和42年(1967年)
グレン・キャンベルで「恋はフェニックス」。
先週お届けしたニール・ヤングもそうでしたが、このグレン・キャンベルもまた
[声]に[悲しみ]も響きがあって、本当に好きですねえ。」
[声のスピリット〜朗読の難しさ]
中原「さてさて、今週のお題も[声のスピリット]。
ボクはあの、去年からNHKの[朗読]の仕事をさせていただいたんですけれどもね。
[声]だけで、人物や情景を表現する というのは、なかなか難しいんですよ。
朗読させていただいたのは、山本周五郎さん原作の警察人情小説『寝ぼけ署長』
今日は何をやってみましょうかね?「海南氏恐喝事件」というのをやってみましょう。」
[声で女性を演じるには?]
※実際に[朗読]を〜
中原『洋館の応接間に詰めておりますと弓子嬢が珈琲と菓子を持って来ました。
私に茶菓をすすめると、泣くような眼で見つめるのでした。それからごく低いささやき声でこう 云い出しました
「あなたは、沼田さんが本当にそんな乱暴なことをするとお考えですか?」
「私は知っているんです」と私も二階へ聞こえないように、低い声で注意しながら答えました。』

中原「この[寝ぼけ署長]には女性の登場人物も大勢出てくるわけですけれども、
いわゆる女性風に、声のトーンを上げて演じるわけではないのですよねえ」
[声のスピリットとは?]
中原「[声のスビリット]とは…うーん難しい!また来週、続きをお話しましょう。
今夜は、この[待宵]をロックでじっくりと!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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2022/3/6【声のスピリットその1】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。2月に続き今月もボクの故郷=人吉からこの番組をお届けします。」
中原「目の前に球磨川を望む、ここは人吉の隠れ家的なバー[BAR101]。
ふるさと人吉で、ふるさとの酒[白岳]ロックを傾けながら、お話をさせて下さいませ。」

中原「さてさて、ボクはジョン・レノンが大好きなんですけれども、曲はもちろん、
このジョンの[歌声]が好きなんですね。それにはねえ、何とも[悲しみ]が感じられるんですよ。
今日お届けするアーティストの[声]にも、ボクは[悲しみ]を感じます。
ニール・ヤングで「孤独の旅路」=[Heart of Gold]。今日のお題は、[声のスピリット]。」
[今週の一曲]『Heart of Gold』(孤独の旅路) ニール・ヤング
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和47年(1972年)
ニール・ヤングで「孤独の旅路」=[Heart of Gold]。
いかがですか?ニール・ヤングの[歌声]。[悲しみ]を感じさせる何とも良い[声]ですよねえ。」
[[声]で[人]を表現する]
中原「しかし、この[音]、[声]だけでの表現というのは本当に難しいんですよねえ。
NHKで[朗読]の仕事をやらせていただいたわけなんですけども…
[朗読]したのが、山本周五郎さんの警察人情小説『寝ぼけ署長』。
毎回の事件に関わる老若男女と何人も何人も[声]だけで演じないといけないわけでして…
例えばこんな風です。
今回は語り部の[私]、[寝ぼけ署長]、そして、老人の[成瀬氏]の3人です。」
[朗読『寝ぼけ所長』夜毎十二時から]
中原「「どうも信じ兼ねますな」署長はこう云いながら、成瀬氏の頬にとまっている蚊を追いました
「貴方のような御身分の方がそんな危険な状態にあるとは、私には信じられません。」
「わしはこの眼で見るのだ」成瀬氏はちょっと言葉を切り、続けました
「毎晩十二時頃に誰かがこの部屋へ入ってくる。そしてわしのシロップに薬滴を入れる。
毎晩だ。毎晩十二時頃には、必ずこれだけのことを見るんだ」


[声のスピリットとは?]
中原「こういう話を朗読でやりました。
さてさて[声のスビリット]とは…いやあ、これがなかなか奥深いものでしてねえ、
来週も続けて[声]についてお話させてくださいませ。
今夜は、この[白岳]をロックで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
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2022/2/27【ナンシー・シナトラのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
今月はボクの故郷=人吉の隠れ家的なバー[BAR101]からお届けしておりますよ」

中原「目の前を球磨川が流れる、人吉の隠れ家なバー[BAR101]、
今日は、スッキリと[銀しろ]ハイボールを傾けながら、お話をさせて下さいませ。」
中原「あっという間に2月が逃げていきましたねえ。明後日からもう3月ですよ。
えー、今日はですね。久しぶりにメールをご紹介しましょうかねえ。
えー、初めてのメール[なおりん]さんです、ありがとうございます〜。
『ラジオを聴き始めて、時間がゆっくりと流れているような気がして癒やされています。
中原さんの優しい語り口は良いですねえ』ありがとうございます。
『リスナーとの距離も近く感じますねえ』ありがとうございます[なおりん]さん。
またお便り下さいネ!

では!ナンシー・シナトラで「別れのウェディング・ベル」。
今日のお題は[ナンシー・シナトラのスピリット]。」
[今週の一曲]『別れのウェディング・ベル』ナンシー・シナトラ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和39年(1964年)
ナンシー・シナトラで「別れのウェディング・ベル」。
この番組でナンシーちゃんをかけるのは『レモンのキッス』『シュガータウンは恋の町』に
続いて3回めですね。いや〜、ボクはねえ本当にナンシーの歌がスキなんですよ。」
[シナトラの娘は健在!]
中原「(ナンシー・シナトラは)フランク・シナトラの娘ですよねえ。
20歳の時にデビューして、まだご健在だそうです。82歳ですねえ。
ワタクシよりずっとずーっと年上のお姉さまでございます。」
[ナンシー二度のデビュー]
中原「えー、ナンシー姐ちゃんは、フランク・シナトラの娘として
お父っつあんのレーベルからアイドル的にデビューしたんですけどもね。
デビュー当時の20代前半で歌ってたのが「レモンのキッス」。
これがねえ、日本とイタリアではヒットしたんですけど、
本国のアメリカでは全然ヒットしなかったそうなんですねえ。
それでお父っつあんは『これじゃいかん!』と考えて、
25歳の時、ブーツにミニスカートを履いて
[アイドル]から[オトナの女性]へイメチェンしたら大当たり!
「007は二度死ぬ」の主題歌「ユー・オンリー・リブ・トワイス」を
歌うことになったそうなんですね。へえ〜凄い凄い」
[ナンシー・シナトラのスピリットとは?]
中原「[ナンシー・シナトラのスビリット]とは…
[007は二度死ぬ]ならぬ[ナンシーは二度生きる]ですかねえ?
今夜は、この[銀しろ]をハイボールで一杯いただきましょう!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」


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2022/2/20【一人芝居のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
今月はボクの故郷=人吉の隠れ家的なバー[BAR101]からお届けしております」
中原「目の前を流れるのは球磨川。ふるさと人吉でふるさとの米焼酎[しろ]を
お湯割りでいただきながら、お話させてくださいませ。
ふるさとに帰ると思い出すのがですねえ、
子供の頃、家族のみんなが親しんでいた昭和の歌。
三橋美智也さん、三波春夫さん、村田英雄さん。そして春日八郎さんでしたねえ。
今日は春日八郎さんの「長崎の女(ひと)」お聞き下さい。
今日のお題は[長崎のスピリット]。」


[今週の一曲]『長崎の女(ひと)』春日八郎
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、
昭和38年(1963年)春日八郎さんで「長崎の女(ひと)」。
この春日の八ちゃんの歌はですねえ、
ボクが劇団にいた当時、演出家が好きでよく聴いてましたよ」
[長崎の歌、あれこれ]
中原「さてさて、今日のお題は[長崎のスピリット]!
この春日八郎さんも歌っていますが、長崎は[港町][外人墓地][オランダ坂]…
いやホントにこの、坂の多い町ですもんねえ。
坂がある港町、ホントにこの、絵になります。
そしてこの、長崎を歌った歌も物凄く多いですよね。
[長崎の女]でしょ、そして[長崎は今日も雨だった][長崎から船にのって]、
もっともっと沢山あります!」
[長崎の思い出]
中原「小学校の修学旅行で長崎に行かれた方も多いんじゃないですかね?熊本からは。
ボクの場合はですね、実はあの〜新婚旅行と言うのが長崎で…
ま、アレを新婚旅行と言って良ければの話なんですけども…
まあ、結婚した当時、ビンボーしてましたからねえ、、泊まったのは、国民宿舎でしたねえ。
それでも、長崎の夜景はキレイで…
そしてこう見ると、あちこちに旅館やホテルが見えるんですよねえ。
いつか、いつかきっと、ああいう所に普通に泊まれると良いなあ、そうなりたいなあと思って。
嫁さんに申し訳ない思いで帰って行きましたけれども。」


[長崎のスピリットとは?]
中原「さて!(笑)[長崎のスビリット]とは…
ボクにとって、この旅行の時の、[何くそ!頑張るぞ!負けとらるっか!
いつかは良かホテルに泊まってやるバイ!]というスピリットですかね?
今夜は、[しろ]のお湯割りで心を落ち着けて過ごしましょう。
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
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2022/2/13【一人芝居のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。
今月は、ボクの故郷=人吉の隠れ家的なバー[BAR101]からお届けしております」
中原「ボクのいるこのカウンターからはねえ球磨川が一望できますよ。
ここはバーですのでね、今日は[金しろ]ロックを飲みながら、お話させて下さいませ。

この番組でもお話しましたが、今年の夏ですねえ、ボクは山鹿の八千代座で
[一人芝居]と[ライブ]をやるんです。ロシアのチェーホフの戯曲なんですけど…
その[芝居]の幕前、開演前に流す曲、お届けします。
ロシアの赤軍合唱団で「ヴォルガの舟歌」。今日のお題は[一人芝居のスピリット]」
[今週の一曲]『ヴォルガの舟歌』赤軍合唱団
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は,昭和40年(1965年)録音の
ロシアの赤軍合唱団で「ヴォルガの舟歌」。いや何とも重厚!何とも勇壮ですねえ。」
[幕間曲との出会い]
中原「さてさて、今日のお題は[一人芝居のスピリット]!
この[ヴォルガの舟歌]はですね、ボクの芝居の開幕前に流すものなんですけど、
ロシアのチェーホフの戯曲をやるんだったら、音楽も絶対にロシアの曲をかけたいと思いまして…
『何が良いんだろう?』と思いまして、そん時にネ『ヴォルガの舟歌』コレがいいなあ、
登場のシーンに絶対にいいなあと思って…」
[煙草の害悪について]
中原「ちょっと、そのさわりをやってみましょうかね?一人芝居の…
「え〜、私の今日の演題は、喫煙の人類に及ぼす害について取り上げました。
「煙草の害についてお話しろ』と家内からの申し出ですから…
いや!断るわけにいかんのです。
もし、この会場に煙草を職業とされている方がいらっしゃったら、
どうかご勘弁のほどをお願いいたします』
というような事を言うんですけど
コレねえ、(球磨郡出身)金子(恭之)さんが総務大臣になる前に、たまたま湯前でお目にかかって
ちょっと金子さんと一杯飲む事があったんですけど。[白岳]を傾けながら語った中で、
『一人芝居で煙草の害についてって話をするつもりでいるんだ』と言ったら、
『中原さん!熊本で[煙草の害]はダメですよ』『え?どうしてですか?』とたずねたら
『熊本は大変、煙草農業が多いです』煙草産業が大変多いって事で、
そうしたら、じゃあ何かしら自分で書き加えなきゃいけないな、って事で
そういう言葉も入れたんですけどねえ。さてさて、どうなりますやら?」


[一人芝居のスピリットとは?]
中原「[一人芝居のスビリット]とは…
ボクにとって[ライフワーク]にしたい!そう、思っとります。
どうか皆さまもぜひこの夏、八千代座にお越し下さい
今夜は、この[金しろ]を傾けながら、[一人芝居]の練習をしましょうかねえ?
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
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2022/2/6【冬の旅のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。今月と来月は、ボクの故郷=人吉からこの番組をお届けしますよ。」

中原「ここは、特別な時にしか開かない人吉の隠れ家なバー[BAR101]。
カウンターに座ってるボクの目の前には、球磨川が流れております。
ふるさと人吉で、ふるさとの酒[白岳]を傾けながら、お話させて下さいね。
今日は[冬の旅のスピリット]でお届けしましょうか?今日の一曲は、森進一さんで『襟裳岬』」
[今週の一曲]『襟裳岬』森進一
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和49年(1974年)
森進一さんで「襟裳岬」」
[襟裳岬は何も無い?]
中原「昔ねえ、北海道にロケに行った時に、飛行機の中からこの[襟裳岬]が見えるんですよ。
ちょこっと飛び出たみたいな岬で、
『ああ、コレが襟裳岬かあ』なんて思いながら見下ろしましたけどね。
[襟裳の春は〜何も無い♫]なんて歌ってますけど、
この歌がヒットしたおかげで、年に30万人の人が訪ねているらしいですねえ、凄いですねえ。
アザラシが見られたり、初日の出のスポットとしても何か有名らしいですねえ。
でも、ここは[札幌]から高速で車走らせても4時間かかるという遠い遠い港町!
森進一さんの[襟裳岬]効果、恐るべしです」


[冬の旅のスピリットとは?]
中原「[冬の旅のスビリット]とは…[冬の旅]にはここ[人吉]を!
[くま川下り]も再開して、良か温泉も沢山ある人吉へ、[冬の旅]いかがですか?
球磨焼酎の[白岳]も、ここ人吉で飲めば、ウマかですよ!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
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2022/1/30【アンソニー・パーキンスのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。
月の最後は今年もあの方にご登場いただきましょうかね?」
球磨川「ハイ!またお会いしましたネ!球磨川長治デス!
さあ!今日はねえ、何の映画で呼ばれたのかしらね?ねえ、あんた!」
中原「今日はアンソニー・パーキンスの曲をかけようと思いましてネ。
ボクが東京に出てきて初めて買ったレコードの中に彼の歌が入っていて、良かったんですよ
歌手としても活躍してたんですねえ。」
球磨川「まあ〜、アンソニー・パーキンス。ヒチコックの『サイコ』まあ怖い怖い映画だったねえ。
歌まで歌ってたんやねえ。怖い怖い歌なのかしら?ねえ、あんた」
中原「球磨川さん、まあ聞いてみて下さい。アンソニー・パーキンスで「月影のなぎさ」。
今日のお題は[アンソニー・パーキンスのスピリット]。」
[今週の一曲]『月影のなぎさ』アンソニー・パーキンス
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和32年(1957年)
アンソニー・パーキンスで「月影のなぎさ」。
ヒッチコックの『サイコ』のこの神経質そうな青年のイメージとうって変わって
ハワイアンな甘い歌ですよねえ〜」
[実は爽やか!アンソニー・パーキンス]
球磨川「アンソニー・パーキンス1957年の歌なんやねえ。ヒッチの『サイコ』よりも前。
この頃のアンソニー・パーキンスゆうと、『ベン・ハー』や『ローマの休日』の
みんな大好きウイリアム・ワイラーが監督した『勇気ある説得』ちゅう映画で、
牧師のゲイリー・クーパーの息子役やっとって、コレが悩める好青年で良かったねえ。
1959年にヘプバーンと出とった『緑の館』では、寝っ転がってギター弾きながら歌っとったねえ。
60年の『サイコ』があまりにもあまりにも見事だったんで、怖い怖い印象あるけど
パーキンちゃんはねえ、シュッとしたキレイなキレイな青年だったんよ。私は大好き!惚れた!」
中原「なるほど。そうでしたか!でもボクは『サイコ』の印象が強いですねえ。」
[サイコのアンソニー・パーキンス]
球磨川「『サイコ』撮ったヒチコックは映画の神様やからねえ。まあ当時爽やかな爽やかな
アンソニー・パーキンス出して、あら?この青年とジャネット・リーちゃんが恋に落ちるんかしら
思わせて、まあビックリ!青年の怪しいお母さんがバスルームであんな事して、まあ大変!
さあ〜アンソニー・パーキンスどうするどうなる?いかにもスリル、いかにもサスペンスねえ。
そんな映画にしたんやねえ。まあ今の若い方はヒチコックの『サイコ』見てないかも知れんので
あまり余計な事、言いませんヨ。でもねえ。『サイコ』のパーキンちゃんは見事!」
中原「このキレイな歌声のアンソニー・パーキンスが演じたからこそ『サイコ』は永遠の名作に
なったんでしょうねえ」
球磨川「そう、サイコーの映画になったんヨ」
中原「ウマいですねえ。」
[アンソニー・パーキンスのスピリットとは?]
球磨川「さあ[アンソニー・パーキンスのスビリット]とは…[意外性の魅力]かしらね」
中原「今夜は、米焼酎の高橋酒造が去年の末に出しました意外な美味さのジン
[ベアーズブック]で一杯!ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いしましょう。
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2022/1/23【セリフのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。
さぁ〜今週はブワーっといきましょうかあ!!
大寒も過ぎ(1/20)寒さ厳しい寒の内(かんのうち)の昨今、
寒さもふきとぶ、クレイジー・キャッツの歌をお届けしましょうかね?
この番組では「スーダラ節」に「ウンジャラゲ」ご紹介しましたけれども
今日お届けするのは、「ウンジャラゲ」のA面の曲「あんた」!
優しく「あなた…」ではなく、激しく「あんた!!」って、
それはもう何度も何度も歌われておりますヨ。
今回、聞いていただきたいのは、植木さんが色々なトーンで「あんた」というセリフを言っている
後半なのでございます。ではでは!「あんた」の後半部分をお聞き下さい
今日のお題は[セリフのスピリット]。」
[今週の一曲]『あんた』ハナ肇とクレイジーキャッツ (後半部分)
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和44年(1969年)
ハナ肇とクレイジーキャッツで「あんた」。
植木さんの[あんた]のバリエーション、いかがでしたか?」
[一言のセリフの難しさ]
中原「さてさて、今日のお題は[セリフのスピリット]。
俳優の仕事をやっておりますとねえ、時代劇なんかで長いセリフを覚えて喋らないといけない
まあコレは当たり前のボクらの仕事ですからね、難しいんですけれども。
短いセリフってのがネ、コレ意外と難しいんですよ!
だから植木さんの[あんた]って、コレもねえレコーディングでかなり苦労されたんじゃないかなあ。
コレ(セリフの言い方)もニュアンスで随分、変わりますからねえ、意味もね。
『あんた!!』って言うのと『あんたぁ』って言うのと『あんた…』って言うのと全然違うでしょ
ねえ〜、本当にニュアンスと言うのは、短いセリフで余計、分かりますよね。」
[読む難しさ、楽しさ]
中原「去年のねえ、秋からこの1月まで、某NHKで[朗読]の番組をやっておりまして、
今回は山本周五郎さんの[寝ぼけ署長]という、人情味ある警察署長が主人公の
短編人情小説集なんですけれどもね。このNHKの収録がかなり厳しいんですねえ。
句読点がそうだし、まず速度!アクセント!まあ何度も何度も録り直して、
10月から録り始めて、12月まで3ヶ月かけて録りましたけどね。
7話分とって、全部で600分ですよ!
この[くまもとスピリット]の3年分くらい喋ったんじゃないかしら?
(NHKに)行くと必ず録り直しがあるんですよ。直しをしたあとに(新しい部分を)録るんですけども
その次にまた直しから始まるんですねえ。」
[セリフのスピリットとは?]
中原「[セリフのスビリット]とは…いやあ[セリフ]は[難しい]!だから[面白い]!
今夜は[金しろ]お湯割りを軽くやりながら、次の映画の[セリフ]を覚えましょうかね
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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2022/1/16【かなわぬ恋のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。
すっかり冷え込む今日この頃、熊本は底冷えして寒かですねえ。
皆さま、お身体の調子はいかがですか?寒いだけで何だか心も気持ちも沈んでしまいがちですが、
ヨカ曲を聞いて、ちょっとでも元気になって下さいませ!
今週も60年代の曲をお届けします。1967年、ビートルズが来日した翌年に
アメリカで名曲が生まれました。その曲が生まれるきっかけとなったのが日本人だったんですけど、
レコードは発売されず、アメリカでのカバーが大ヒット!
その後も多くの人に愛されて、20世紀アメリカのラジオで2番めに多くオンエアされた曲となりま
した。ではお聞き下さい。アソシエイションで「ネバーマイラブ/かなわぬ恋」。
今日のお題は[かなわぬ恋のスピリット]。」
[今週の一曲]『ネバーマイ・ラブ/かなわぬ恋』アソシエイション
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和42年(1967年)
アソシエーションで「ネバーマイ・ラブ/かなわぬ恋」
歌も素晴らしいですねえ。そして演奏がまた何とも素晴らしい!」
[実はジャニーズのために…]
中原「さてさて、今日のお題は[かなわぬ恋のスピリット]、
さっき[この曲が生まれるきっかけとなったのは日本人だった]と言いましたけどもネ。
その日本人って誰だと思います?[ジ]で始まる有名な日本人。ジェリー藤尾?違います!
ジュディ・オング?違います!何と!ジャニー喜多川さん、なんですねえ。
あおい輝彦さんがいた初代の[ジャニーズ]のために作られたのが、この曲、
[ネバーマイ・ラブ/かなわぬ恋]だったそうなんです。出されなくて良かった(笑)なんて。
でもね、その後にあおいさん達が歌ってるそうですけど、最近のA.B.C-Zも歌ってるそうですねえ。
まあ、ジャニーさんに恨みはありませんけれど、アソシエーションが歌ってるからこそ、
何十年も残っている曲になったんじゃないですかね?」
[かなわぬ恋の歌詞]
中原「[かなわぬ恋]ってネ、失恋の歌みたいなんですけども、
元々の[ネバーマイラブ]って英語は[決してそうはならないよ]って意味なんでそうですね。
[愛は終わらないよ永遠に]って歌っています。
[かなわぬ]どころか[あきらめない]って前向きな歌なんですねえ。」

[かなわぬ恋のスピリットとは?]
中原「[かなわぬ恋のスビリット]とは…そう![かなわない]なんて[あきらめない]事!
今夜は、[白岳]をお湯割りで飲んで、冷えた身体を温め、元気になりましょう!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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2022/1/9【電話のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。
正月気分からの年明け平日の1週間があっという間に過ぎて、日曜日。
明日月曜日は成人の日ですよお。今年初めての連休となります。
今年はコロナがひと段落して帰省して、今までは[電話]でしか話していなかった
ふるさとの家族や友人と久しぶりにじっくり話せた方も多かったんではないでしょうか?
やっぱり[電話]だけだと本当に物足りないですよねえ。[電話]じゃ物足りない…
この2年、コロナでこの番組でもボクの家から[電話]でのリモート収録をやっていましたが、
いやホント[電話]じゃ物足りない!というわけで
お届けするのは佐藤修&ダニー飯田とパラダイスキングで「電話でキッス」。
今日のお題は[電話のスピリット]。
[今週の一曲]『電話でキッス』佐藤修&ダニー飯田とパラダイスキング
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和36年(1961年)
佐藤修&ダニー飯田とパラダイスキングで「電話でキッス」。
ねえ!やっぱり[電話じゃ物足りない!]ですよね?」
[電話が大変だった時代]
中原「さてさて、今日のお題は[電話のスピリット]。
ボクがねえ、子どもの頃から家に[電話]が無かったんですよ。
大家さんトコに[電話]がかかってくるんですねえ。何か知らないけれども…
だから大家さんトコに行って話すんですけど。かけに行った事がないというか、
電話のかけ方を知らないんです、本当に!今じゃ信じられないですけどねえ〜。
いやあ、自分の家に電話が欲しい!コレは夢でしたねえ」
[ケータイ歴史30年]
中原「ケータイ電話が一般的になったのは、90年代より後ですよね。
ケータイにカメラ付いたのが2000年過ぎてから、それから絵文字ですかね?
え〜、この絵文字ってのはネ、日本が発祥なんですって!
だから、海外でも[EMOJI]と呼ばれてるそうですよ」
[電話のスピリットとは?]
中原「[電話のスビリット]とは…何でしょうか?
やっぱりねえ、[電話じゃ物足りない!]ですよネ!
今夜は、[物足りなさ]と無縁なガッツリ濃厚な[白岳]を燗つけで一杯いかがでしょうか?
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

【(全国から)お便り、常に募集中です!】
中原「お便りは、nakahara@rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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