2022/5/29【日曜はダメよのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。」
球磨川「ハイ!またお会いしましたネ!球磨川長治デス!
先週のお約束通り、あんた、今週もやって来ましたヨ!日曜になるとネ現れますヨ
夏の夜の幽霊みたいにネ!」

中原「この日曜洋画劇場のメロディが流れると、ああ日曜が終わるんだなと悲しくなりますよ」
球磨川「そうねえ。日曜はふだんと違う一日を過ごせる特別な特別な日。仕事はダメよ!
一緒に飲んでねえ、歌って楽しみましょうね。ちゅうわけでねえ、今日ご紹介するんは
とってもとっても楽しい映画『日曜はダメよ』」
中原「ではお聞きください。『日曜はダメよ』今日のお題は[日曜はダメよ!のスピリット]。」
[今週の一曲]『日曜はダメよ』テーマ曲
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は1961年(昭和36年)
映画『日曜はダメよ』から『日曜はダメよ』。この『日曜はダメよ』ってどんな映画ですかね?」
球磨川「ハイ!主演のメリちゃん、メリル・メルクーリ、ギリシャを代表する大大大女優さん。
このネ『日曜はダメよ』でねえカンヌ映画祭の女優賞取ってるネ。」
[日曜はダメよはどんなお話?]
球磨川「この『日曜はダメよ』、の何が[ダメよ]なのか言うとネ、
主演のメリちゃんの[お仕事がダメ]!彼女はギリシャの港町で、娼婦。
ギリシャの太陽みたいに明るい明るい、みんなに愛されている娼婦。
そんな彼女にネ惹かれるのがネ、アメリカからやってきた、ちょっと頭の硬い研究者。
頭が硬いもんだからネ、『日曜はダメよ』どころじゃなく『娼婦の仕事はダメよ!』って
カタギの道を歩ませようとするっていうお話。見事に明るい!見事に痛快な喜劇。」
中原「酒場でギリシャ人が、ほらダンス始めるのを見て、このお硬い主人公が拍手したら、
逆に殴られましたね!『俺はダンサーじゃねえや!自分の魂のために踊ってるんだ!』なんて
面白かったですねえ」
球磨川「面白いんはネ、このお硬い研究者やってるアメリカ人がネ
この映画の監督ジュールズ・ダッシンさん。
この映画をきっかけに主演のメリルに惚れて惚れて、結婚しとるんよ。
まあ、監督ってイイねえ。
それから監督の作品には、ずーっと必ずこのメリちゃんが主演して、
生涯、おしどり夫婦だったらしいネ」
[『日曜はダメよ』のスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、[日曜はダメよのスピリット]とは何でしょうか?」
球磨川「ハイ!『日曜はダメよ』の良いトコはネ
「男が女を自分の思う通りに変える」なんてアホらしいからやめときなさい言うトコね。
ホントにホントに素晴らしい映画、男のアホらしさが分かる喜劇。
まだご覧になってない方、ぜひご覧になってみてくださいネ」
中原「では、日曜夜にスッキリと[しろ]の水割りで乾杯しましょう!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」
【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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